前回に続きまして、私の左目にできた麦粒腫の治療の経過のお話しです。
もうすっかり完治しました!とお伝えしたいところですが…
あれから不思議な症状を繰り返しております。
朝は腫れも殆どなく治ったかに見えますが、夕方・夜になるとコロコロしたものが出てきま
す。痛み熱感は全くなしです。そしてまた朝はほとんど目立たない…
これが意味するものは…自分なりに中医学の本で調べました。
「脾胃の熱」だけではなく「気陰両虚」「脾気虚」の場合にも起こりうるとのことです。
脾虚のために風熱の余毒が残存され排除されないことによって生じ、反復して発症し難治で
あるとのこと。東洋医学は少し分かりにくいですね。
気の不足により脾という臓の機能が弱くなり、働きの一つである「水分の吸収や代謝」と
いった働きが低下しておこる…そんなイメージでしょうか。
身体とは熱か冷えなんて単純でないのですね。その時の身体をしっかり診て状況判断しなく
てはと思い知らされました。スッキリ治らなくて自分の実力不足も感じましたし、とてもい
い教訓、勉強になりました。
今後も日々精進してまいります。
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鍼灸 言の葉