この季節は紫陽花の花がきれいですね。
ただ雨が多いため、湿度が高い梅雨は、なんとなく気分も身体も
どんよりしてしまいますね…。
梅雨は、自然界や人に湿気が停滞しやすい季節とされています。
過度な湿気は『湿邪』となり、気の流れを阻害し、停滞させ、澱ませる性質があります。
私たちの身体の中に余分な水分が溜まってしまうと、全身が重だるくなったり、
頭重、むくみ、下痢、腹満などの症状、お肌の面では皮膚炎などのトラブルも
起こりやすくなります。
また湿邪は胃腸消化器系に負担をかけやすいため、胃もたれ、食欲不振などの
不快な症状も招きやすくなります。
そこで、胃腸の機能を高める食材を取り入れながら、少しでも梅雨の時期を快適に過ごす
ことができたらいいですね。
❖胃腸の機能を高める食材
米、長芋、じゃがいも、とうもろこし、キャベツ、しいたけ、すずき、いわし、
かつお、さば、鶏肉、牛肉など
❖利尿作用のある食材 (身体に溜まった余分な水分を排出するのに役立ちます)
はと麦、大麦、黒豆、小豆、空豆、スイカ、冬瓜(トウガン)、海苔、昆布、
もやし、白菜、アスパラガスなど
あと身体を冷やさないことも大切です。
雨に濡れたときは、お風呂でよく身体を温めてあげてくださいね。
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鍼灸 言の葉