夏の暑い日差しのピークもそろそろ過ぎ、朝晩過ごしやすくなるこの時期…とはいえ、まだまだ日中は暑い日が続きますね。
でも季節は秋。日没の早さが必然的に身体を陰へと傾けてくれているのも事実です。
寝苦しくてなかなか疲れの取れなかった夏、そして室内のクーラーと
外気温の変化等によりお身体の不調が出てくるのは、実は秋以降と言われています.
暑い夏に冷たいものを食べ続けていると、消化器の働きが少しずつ悪くなっていきます。
そして夏の終わりには、消化器の働きが悪くなり、食欲不振などが出てきます。
また消化器が正常に働かなくなると、体を動かすエネルギーである気を十分に取り込めなくなり、気血を全身に濡養出来なくなります。
すると疲れやすい、風邪をひく、アレルギーが出やすいなど、いろいろな症状が出てくるようになります。
❖疲労回復のおすすめ食材
◉やまいも・おくら・うなぎ・なめこ
ぬめりの成分のもとは「ムチン」という疲労回復に有効な成分。
また同時にビタミンA・B群なども豊富なので積極的に食べたいものです。
◉にんにく・たまねぎ・長ねぎ・ニラ
ツンとくる独特の香りの成分として含まれている
少しずつ涼しくなってきていますので、冷えたものはそろそろ控えて、食べ物はもちろん、飲み物も温かいものに切り替えていきましょう。
そして食事の時は、よく噛むように気をつけます。よく噛むことで消化器の負担を少しでも減らしてあげましょう。
ご自身の体調を気遣い、季節の移り変わりに合わせて日々のリズムを整えていきましょうね。
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鍼灸 言の葉